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フコイダンとは

フコイダンは、コンブやワカメ、モズクなどの褐藻類(かっそうるい)にふくまれるヌメリ成分で、海の中の海藻を潮の流れや砂などから守るはたらきをしています。
「フコダイン」と間違われることが多いですが、正しくは「フコイダン(Fucoidan)」です。

フコイダンの中でも特にモズクにはフコイダン含有量が多く、モズクの種類の中でもオキナワモズクには豊富にフコイダンがふくまれています。モズクにフコイダンが多くふくまれる理由は、モズクが浅い海に生息しているところにあります。浅いところは引き潮のときなど太陽の光が当たり、表面が乾燥しやすくなってしまいますが、このとき乾燥から身を守ってくれるのがフコイダンなのです。

ですから海の中でも深いところにあるコンブやワカメと違い、モズクには必然的にフコイダン量が多くなるのです。

フコイダンは、1913年にスウェーデンの学者キリン博士によって発見され、名付けられました。もともと、沿岸部では健康的な人が多い統計や、海藻を採取する労働者の手がきれいなことに目を付けたことからの調査での発見でした。
フコイダンは、海藻から抽出するのが困難なため発見からしばらくは大きく注目されることもありませんでしたが、1970年代から徐々に研究発表や論文が出され、注目を浴びることとなりました。

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